会食恐怖症になったときのこと
数年ぶりのブログなので書きたいことがたくさんあって、何から書いていいのかわからず…
とりあえず、もう一度自分が会食恐怖症になった経緯を振り返ってみようと思います。
過去記事にも書いてますが、けっこう簡潔に書いているのと、あとから思い出したこともあるのでもう少し詳しく。
私が会食恐怖症になったのは小学校5年生のとき。
もともと内気で人前で発言することが苦手な私。
クラス替えで仲のいい友達と別々になって一気に環境ががらりと変わってしまい、とても緊張していました。
最初の給食の時間、いつもどおり食べていたのですが時間内に食べ終わることができませんでした。私はもともと食べるのが遅くて、間に合わなくて昼休みまで食べることはよくあり、当たり前のことだったので特に気にしていませんでした。
「あー今日も間に合わなかった。でもあと5分くらいで食べ終わるなー」くらいに思っていたのですが、担任の先生が私のところへきて怒鳴りだしたのです。
「いつまで食べてるの!さっさと片付けなさい!」
こんなふうなことを言われて、そのまま給食のおかずを鍋に戻されて片付けさせられました。
今思えばそれほど気にすることでもないのですが、先生に怒鳴られたこと、それを同級生に見られたことが恥ずかしくて、時間内に食べられなかった自分が情けなくなりました。
マイナス思考で他人の目を気にする私は、その日の出来事を家に帰ってからも思い出しては憂鬱になっていました。
そして次の日、給食の時間になって食べようとしたとき、急に喉の奥が詰まるような感覚と吐き気がして食べられなくなりました。
一口のごはんがどうしても飲み込めないのです。
飲み込もうとすると吐きそうになる。
吐くのを我慢すると胸がドキドキする。
「食べなきゃ」と思っても食べられない。
どんどん時間が過ぎていき、ほとんど食べることができずに給食時間が終わりました。
でも実は、この症状が出たのはこのときが初めてではなく小学校1年生のときにも何度かありました。
幼かったせいもあり、深く考えていなかったおかげで、「たまに起こるもの」程度にしか考えていませんでした。
小学校5年生になって同じ症状がでたとき、自分の身体がおかしいと感じました。
この吐き気は何なんだろう。
どうして食べようとすると気持ち悪くなるんだろう。
考え出すと止まらなくなり、「またあの症状が出たらどうしよう」という不安が押し寄せてきました。
このときをきっかけに、会食恐怖症の症状はどんどん私を苦しめるようになってきました。